キャプテンストライダムのこと


オフィシャルサイトでも発表がありましたが、この春、キャプテンストライダムが活動を休止する事になりました。
当たり前ですが昨日今日決まった事ではもちろんなくて、少し前には決まっていた事で、もちろん簡単に決めた事ではありません。
それに関するメンバーのコメントはオフィシャルサイトにアップされてるので、そちらを御覧下さい。


2003年から彼らのライブ活動をサポートするようになって丸6年。
色んな場所で色んな事をやって来た気がするけど、とりわけ印象に残ってるのが渋谷公会堂でのワンマンライブ、そして栃木総合文化センターでの「おばけナイター」だ。
公共の座席のあるホールでのオムニバスイベントを栃木でやる、という斬新さは今でも記憶にはっきり残ってます。
ヴィンテージロックが会社登記して間もない頃に出会ったアーティストでもあったので、そういった意味でも非常に印象に残ってるバンドです。


ここ1年くらいで自分が携わってるアーティストの休止や脱退や解散が多かったのも、世の中の状況が密接に影響してるのか、たまたまそういうタイミングだったのかはわからない。
長く仕事を続けてれば、そういった場面に遭遇することは一度や二度じゃない事もわかってる。
実は来週にもとある案件での「解散」ネタも控えていて、長く続ける事の難しさを考えずにはいられないタイミングだったりもします。
お互いに言えることだけど、生きてりゃそのうちまた一緒にやれる日が来るさ。
と、ライトな気持ちで待ってる様にしてます。
だから僕もまだ辞める訳にはいかないんで、この仕事を続けられるようにがんばれ、って事なんだろうな、きっと。


いつか仕事も辞めてジジイになって、10年後か20年後か。
年に1回なのか、10年に1回なのか。
きっと思い出した様に彼らのCDを引っ張り出して聴き続けるんだろうなぁ。