一部、気持は学生です

土日の激務のお陰で、すっかり筋肉痛である。
40を超えてからと言うのも、疲れた体が元通りになるまで、だいぶ時間が掛かる様になってきた気がする。
そんな疲れた体を引きずって、我が社ではこの時期恒例である「人間ドッグ」へ朝から出掛ける。
日頃の不摂生のお陰で、毎年結果が怖いのである。
今年はどうなることか…。


夕方、「超」が付くくらい有名な出版社のとある単行本のインタビューを2時間程受ける。
普段はこの手のオファーは二つ返事でお断りするところであるが、今回は謹んで受けさせて頂いた。
本の内容については、まだタイミング的に詳しくはお知らせ出来ないのだが、ライターさんや編集の方の雰囲気も良くて、気持ちよく話が出来た。
たまにミュージシャンのインタビューの場に立ち会う機会があるが、はっきり言って「この人向いてないなあ」と思ってしまうライターさんが、たまにいたりする。
取材嫌いなミュージシャンの気持ちが、分かってしまう瞬間である。
形のないものを文章にして伝える作業と言うものは、非常に難しい事である。
もっと言えば、アーティストが曲を作る事も、形のないところからものを作るという点では、やはり負けないくらいの難しさがある。
僕らの仕事も、レベルは少し違うが、想像やイメージを具現化していくと言う点では、同じ難しさを感じる局面が多々有る。
やってみて、色んな人の意見が聞こえて初めて、正解だったのかそうでなかったかがはっきりする事が多い。
色んな事が難しいなあ。
難しいから飽きずに何年も続けていられるのかも知れない。
この年になっても、まだまだ毎日学習しているのである。
これからも。