逆噴射の月曜日

またまた東京へとんぼ返り。
色々野暮用や観に行かなきゃならんライブなんかもあったりで、やむなくまたも飛行機に乗込み羽田へ。
ところがどうにも朝、起きるのが異常につらく、頭の中で小人がガンガン鐘を打ち鳴らしているかの様な頭痛なのである。
うへあぁ〜、これって二日酔じゃ〜ん。
誓って言っておくが、カラオケに行ったからと言って馬鹿みたいに飲みまくっていたわけでは決してないのだ。
迂闊ではあったが今思えば一軒目の店で飲んだホッピーから、嫌な予感は漂っていたのである。
いわゆる「大五郎」や「ジャイアント」に代表されるメチル系のデンジャラスな殺人兵器。
おまけにカラオケボックスで呑んだレモンサワーもケミカルフレーバー漂う怪しい液体。
呑んでる時点で既に頭が痛くなっていたのに気付くのが遅かったようだ。


そんな状態で飛行機に乗ったので、もはやこれは戦いである。
離陸の振動はただれたストマックを思いっきり揺さぶるし、「こんにちは、機長です。今日は一部気流の流れが激しいところを通過しますので、多少の揺れが予想されます」というアナウンス、もはやトドメの右フックである。
そこに追い討ちを掛ける様に「お飲み物はいかがですか?」とのスチュワーデスさんの華麗な笑顔。
頼むからそっとしておいて欲しいのに、もはや我慢は限界。
見事にトイレで矢吹丈ばりのキラキラ光る「ブツ」をリバースしたのであった。


ちょっとだけすっきりした頭でここんとこの日々を振り返ってみたが、確かに打ち上げ続きで休肝日はおろか酒量は増え続ける一方だった気がするのである、今にして思えば。
体の中のありとあらゆるホルモン達からの黄色信号なんだなあ。
厳粛に受け止め、今日から禁酒してみようと思う。


夕方からLOST IN TIMEの通しリハに参加。
いよいよ第二章の始まりが目前に迫ってきた。
センターにドシッと構えてテレキャスを弾きながら歌う海北は、タッパもあるお陰か何だか頼もしく見えたのである。
リハーサルなんで力も熱量も半分くらいなんだろうけど、これが本番になったらどんなエネルギーを放出するのか。
23日が楽しみである。


その後、251で新人のライブ観て「打ち合わせ兼ねてメシでも」になったが、ひたすらジンジャーエールで押し通した。
家帰ってからもお茶を1杯飲んで大人しく就寝。
お母さん、ぼくはストイックに生きています。