がんばりまっせ、幕張メッセ

幕張メッセアジカンのアリーナツアー2日目。
ここ2〜3年で一気にスコーンと飛躍したバンドの代名詞とも言えるモンスターバンドに成長したアジカン
夏には自分達のフェスを開催したり、作品や活動のスタンスに自らの意思をキッチリ反映させるというスタイルを、ちゃんと数字にも残した実績を含め、近年ではもっとも理想的な成功例と言えるケースではなかろうか。
そんなアジカンかジャンルや国籍を軽く飛び越えた「お気に入り」のバンドを招いてのアリーナツアーを行うという事で、早速見に行ってきた。


より音楽的な部分を追求したアルバム「ファンクラブ」のツアーでも何本かライブを観たが、そのロングツアーを経て更に進化したバンドが行うアリーナツアー、自分内期待値もかなり高めなのである。
下北沢シェルター横浜アリーナが同じツアーで成り立つバランス感覚、素っ裸の舞台でもコンセプチュアルに構成された舞台セットでも、演奏しているバンドの熱量は全く変わらないテンション。
色んな事がここ数年の日本のロックシーンを象徴しているかの様なステージだった。
「ロックバンドがステージで、何をどう表現すべきか」。
色んな事を考えさせられるライブだった。


来月、また札幌で観る機会があるので、今日よりどれだけ進化しているのか。
確かめたいと思う。


日本のロックシーンもまだまだ捨てたもんではないのだ。