あの車は邪魔だ

Syrup企画「UP TO THE WORLD #1」で渋谷AX。
そもそも前もって綿密に企画されたってよりは、色んな横の繋がりから降って沸いた様に派生していった話。
何せ発表したのが3月の頭、ライブの1ヶ月半前ってんだから、「VINTAGE TICKET」で物凄い数のエントリー頂いた時は、正直驚いたってより怖かった。
僕らの予想に反する波がやってきて、これだけの期待感が押し寄せてくるライブは、ホント久々な感じだ。


そんな訳で、ドキドキしながら迎えた当日。
何やらどんよりした空模様がSyrupっぽいなぁと思ってら、雷と共に物凄い雨。
1時間後にはすかっりやんで、晴れ間も覗いてきた。
そんなあたりからポツポツとメンバーも会場入り。


今日はSyrupを筆頭に、朋友VOLA&THE ORIENTAL MACHINEperidotsの3バンド。
去年の夏のSyrupとVOLAの2マンに、名古屋、大阪でオープニングにペリが出演したあの組み合わせが、パワーアップしての再現。
嫌でも期待感は高まるってもん。
あれから8ヶ月たって、それぞれにどんな進化と変化が起きてるのか。


さて、トップはperidots
この前の大阪からエマーソンさんが居ないバージョン。
スペシャルゲストに鈴木茂さんのギターが加わって、何だか物凄い事になってるなぁ。
この前の野外とはガラッと違う印象。
でもこれはこれで非常に素晴らしい。
何だか物凄い崇高な音楽に触れてしまった、って印象。
最後の「ライフワーク」のエンディングは鳥肌もんだったなぁ。
お客さんも体を揺らす事すら忘れて、音に聞き入ってる感じ。
6月のワンマンも楽しみだ。


2番手VOLAは、半数以上が新曲の構成。
来るべきワンマンライブ、でもって次回の作品を視野に入れ、新たなモードに突入の予感。
「A Communication Refusal Desire」のイントロのフロアの盛り上がりは、鳥肌もんだった。
夏にフェスでこの曲が聴けるのが楽しみになってきた。
即日完売の東京公演の追加も終演後に発表。
またしてもミニマムな会場で申し訳ないけど、シェルターでの追加公演が決定です。
いやいや、「クアトロ?」なんて話もあったけど、まずは色んな段階を踏んで進んで行きたいってのが本音中の本音。
次の作品が出る頃には、もう少し沢山の人に観てもらえる会場にしたいなぁ。
まだ走り始めたばかりなんでねぇ。
長いスパンで見守って下さい。


最後はSyrup。
今年初のアクションが自主企画から、ってのも意外な展開。
サポートに裕くんが加わっての4人バージョン。
でもってヒットメドレー的なメニュー。
終演後に「#2」が行われる事も発表され、少しづつだけど色んな事が徐々に動き出し始めてる予感。
詳細は近日中に発表出来ると思います。


終わった後くまさんとも話したんだけど、「好きな人にはたまらないイベント」って印象。
「#2」も期待しててイイと思う。
また遊びに来て下さい。