次回「ハリーポッターとおばけナイター」

栃木総合文化センターでキャプテンストライダム企画「帰ってきたおばけナイター」。
「帰ってきた」とは正しく、この企画は彼らが宇都宮で活動中にスタートした自主企画。
グレードアップしてホールでの開催。
ゲストは「おばけ」最多出場のアナログフィッシュとスペ中先輩のJackson vibe。
平日の６時半開演にもかかわらず沢山のお客さんが集まってくれた。
どのバンドも、ホールでのライブは初めてとあって、他ならぬ僕もどういう感じになるのか少しドキドキしながら準備をあれこれ。
キャプスト「肉屋の娘」という曲のモデルにもなった、宇都宮にあるお肉と惣菜とギターを売ってる「ミートショップこしみず」さんにお願いして、コロッケ、メンチ、肉じゃが、サラダ、漬物を持ってきてもらい、ご飯は「こしみずバイキング」状態。
全出演者、スタッフで頂く。
本番前の、かなりアガる腹ごしらえ。
バックステージもそんな感じでちょっとしたお祭りムードを演出。

さて本番。
序盤戦、お客さんもホールという状況に慣れてくれるまで、ちょい時間掛かったかなぁ。
中にはホールでのライブは初めて、って人もきっといたはず。
そんなちょい硬めな空気も、わりとすぐにいつものライブの空気感にはなれてた気がするが、参加してくれた人達はどうだったんだろう？
いつもと変わらず、いつも以上に楽しんでもらえたのなら、やったかいがあったってもんだ。
僕の目から見て、どのバンドもホールと言う空間でのパフォーマンスは全く問題なく見えた。
彼らの今後のライブ活動に、新たな可能性を見出すキッカケになれたら、とてもうれしい。

昔はこういった、小ホールを回るツアーってのは割りと頻繁に行われてたんだけど、最近はあんまり皆やんなくなっちゃった。
一番の理由は全国どの街にもライブハウスが出来て、お金の掛かるこういった規模のツアーは、色んな意味で淘汰されてきた。
一番の違いは、客席に一人ひとりに与えられた空間が存在するって事。
この数十センチ平方の空間が確保されてるかされてないか、。
もちろん密着した一体感を心地よく思う人もいるだろうし、楽しみ方はそれぞれで良いと思う。
ホールでもライブハウスでも大事なのは、この空間をちゃんと心地よい空間にするパフォーマンスが出来るか否か、って事。

ライブハウスと違って沢山お金も掛かっちゃったけど、個人的にはやって良かったと思ってる。
今日１日の約３時間という時間が、観てる人にもやってる人にも、心地よい空間になれてたら嬉しい事だ。