今夜はブギーバック

アナログフィッシュスパルタローカルズフジファブリック、3つの変態バンドの合同企画「GO FOR THE SUN」TOUR最終公演で恵比寿リキッドルーム
朝起きたら何だか凄くイイ天気で、そんな些細な事で人間の気分って左右されるんだなぁ、って感じでテンションやや高め。


M-ON!での生中継もありで、中継スタッフは30人以上。
機材の量もハンパじゃない数。
いつもの段取り+中継の方も気にしながら物事を進行して行かねばならないので、こいつは毎回結構大変なのです。
ステージ上やメンバーは準備オッケー! でも「すいません、まだCM中で〜す」何てね。


そんな事もありながらもさすがの最終日、どのバンドも素晴らしいライブだった。
スパルタコウセイのクイーンを織り交ぜた前説に続きトップで登場のアナログは名古屋、大阪ではやってなかった「Hello」をセットに加えてきた。
おっ、勝負してるねぇ。
続いてフジファブリックもこれまた名古屋、大阪ではやらなかったダンス・チューン「ダンス2000」を投入。


東京公演のトリはスパルタローカルズ
事前に話して決めたセットリストを、3日前になって「やっぱ変えてみたんですけどどうでしょう?」とコウセイからメール。
よしよし、悪くないじゃ〜ん。
と思いながらも「持ち時間さえ越えなければ良いんじゃない!?」と少しアッサリめで返してみたり。
スタッフがどうこうより、メンバーが自信を持って「これだ」と思えるメニューでやれるのが、今は大事だと思ったからアッサリ薄味で返事。
そんな訳でラストは久々の「GRUNGYSISTER」。
演奏もリアルなテンションヌの具合も凄まじく、間違いなく歴代で5本の指に入るベストアクト。
こういう「勝負ドコロ」でハズさないのが最近のこのバンドの凄いとこ。


アンコールは出演者全員で「今夜はブギーバック」。
3本目だと演奏もノリも、格段に良くなってたね。




何気に3バンドとも仲良しだけど、このツアーで互いのライブを気にしながら、みんな密かに「負けられねぇ」って闘志を燃やしてたみたい。
こういうツアーはね、同世代の切磋琢磨していく感じが、やっぱりたまらなく良いんだよねぇ。
そんな事を熱く打ち上げで語ってたフジの山内君がおもしろかった。


イベントも生中継も無事終了。
2005年の個人的なプロジェクトとしてはかなり上位にランクインしそうな、楽しくて刺激的なツアーだった。