赤裸々バージン

いよいよ来週から怒涛の現場ラッシュが始まる。
今週は嵐の前の何とか、で色んな事務仕事のあれやこれや。
ゆったりしてる様に思えて意外にやる事がてんこ盛り。
季節は冬に向かって(僕の中ではもう冬)いるけど、早いアーティストはもう夏のブッキングをしてるのよ。
信じられる?
7月に自分が何してるかなんて誰も分かんないって!
ライブハウスのブッキングの人に電話すると「いやぁ、○日と○日と○日は既に埋まってますよ」何て言われたりして。
オイオイ、もっと気が早い人が居るって事かい!?
さすがにガッツゼロの僕もビックリ。
こいつがまたピンポイントで狙った日に限って「先約有り」って事が良く有るのね。


ミュージックビジネスに於いて、ロックバンドは「CDのリリース」と「ライブのブッキング」が、まずはアーティスト活動の基本の2大柱だと思うのね。
それに付随する「プロモーション活動」が、メインの両方に関わるもう一つの柱。
CDのリリースに関しては「お店が一杯一杯なんでこの日は出せません」ってのはあんまり無い事。
つまりお店側からは拒否されないけど、より良い条件を求めて自らずらす事はある。
ところがライブはそういう訳にはなかなか行かないもの。
例えば広島〜福岡、名古屋〜大阪なんて流れは、間に1日2日の空きが出来てしまうと、その間の空白の日程は宿泊代がかさむだけで、金銭的メリットは限りなく少なくなってしまう。
そうならない為に早め早めのブッキングを心掛けるも、うまく行かない事もあったりする。
そんな難しさを痛感する1日。


悶々としながらも前へ前へ。