7月20日(水)


「ぴあ」から最終号の見本誌が届く。
「ぴあ」がなくなると言うことは、僕ら世代にとっては確実に一つの象徴が無くなるってくらい大変な事件である。
高校生の頃、映画を観に行くのもコンサートを観に行くのも「ぴあ」なしでは考えられない程、切り離せない存在であった。
あんまりお金がなかったんで、ほとんど立ち読みで済ませちゃってゴメンナサイ。


『ROCK YOU LIVE』という「ぴあ」の代名詞とも言える音楽イベントを、かれこれ7〜8年に渡ってお手伝いさせて頂いたし、それ以外の「ぴあ」主催イベントのほとんどをイベンターとしてお手伝いさせて頂いた。
この会社を設立して僕が最初にやったことは、「ぴあ」への取引のお願いに行った事。
今でも昨日の事のように覚えている。
とにもかくにも、僕らの様な業種には「ぴあ」なしで物事を進める何て考えられない程、なくてはならない存在だった。
誌面上でも、スピッツの特集記事を組んでもらい、2005年のツアー初日の鎌倉公演を「ぴあ」の読者のみで独占販売をしたり、ピーズの20周年特集ではあり得ないくらいのページ数を割いてもらったりした。


大きな展開から小さなものまで、本当に沢山の事をご一緒させて頂いた。
僕の職歴に於いて「ぴあ」なしで物事を語るなんて出来ないくらい、沢山の貴重で楽しい経験をさせてもらった。
本当に感謝している。