いついく? 今いけ!

名古屋の入り時間が比較的ゆっくりであった為、久々「こだま」の自由席でブラッと名古屋入り。
本日は名古屋ハックフィンにて「スパルタ☆オール・クラシック」の前半戦のハイライト。
スパルタ初登場となる会場である。
その昔、GYOGUN REND’Sの制作をやっていた頃は割と頻繁に訪れていた会場であった。
何だかこう、怪しい匂いというか濃〜いロックの匂いとうか、独特の空気感を持った会場である。
何故今までここでスパルタがやらなかったのかが不思議なくらいだ。
プラス、ここ最近の名古屋ライブのお客さんのテンションはとにかく半端ではないので、始まる前から凄まじいライブになる予感はビンビン漂っていたのであった。


客電が落ちた瞬間から、きっちり売り切れているはずのフロアの後ろの方はぽっかり空間が出来てしまうくらいの押し合いへしあい状態、足もとのモニタースピーカーを釘で止めてバリケード代わりにはしたものの、ほとんど効果がないくらいのギュウギュウ振りである。
前の方のお客さんはキツいはずなのにみんな終始笑顔で、がんばって盛り上げてくれていた。
バンドとオーディエンスの信頼関係は、ここ1年でかなり濃密に育ってきたエリアである事はまちがいない。


そして今日から「スパルタ☆オールスター・クラシック」の追加スケジュールも発表になった。
総本数は前回のツアーを更に上回る勢いである。
そしてツアーの合間に数回2〜3週間のインターバルを設けているが、このインターバルがどんな意味を持つのか? 答えはツアーで見せて行きたいと思う。
ことのほか5月の野音の前後には長めのインターバルがある。
このライブ、恐らくスパルタ史上最も多くの曲数をプレイするライブになりそうなムードである。
とにかくここ最近はコウセイをはじめ他のメンバーも至って良い状態にあり、言い換えればバンドがすこぶる良い状態であるという事になる。
新助っ人タケマンの加入も大きいが、何といっても名盤「まぼろしFOREVER」を完成させたのはかなり大きな要因となっている気がするのである。
決して刺激的で挑戦的な新境地を切り開くような作品にはなっていないが、今聴いてくれている人たちが10年後でも口ずさめるような珠玉の名曲達が沢山詰まった濃厚な作品に仕上がっています。


名盤「まぼろしFOREVER」は4月4日発売です。