ミナミから来た男

ホイ来た。
7月です。
本格的に夏到来の予感。
暑いの大嫌いな僕は、早くも気持ちで負けてます。
じゃあ何でこの暑さに打ち勝つんだ、って考えたら戦う術を何一つ持ってない自分に気付いて、早くもげんなりしてます。


そんな夏!
「俺達のフェス」を合言葉に毎回日替わりゲストを呼んで全国展開中のスパルタローカルズ「アベック・ツアー」。
本日は大阪BIG CAT、ゲストは髭ちゃん
対バンした回数自体は少ないものの、この2バンドの組み合わせは何やら必要以上の相乗効果が有りそうな予感大。
コウセイと須藤くん。
ベクトルはやや違えど、これからの日本のロックシーンの行方を占うには決して外せない2人のフロントマンだと思うのです。
でもって会場も初のBIG CAT。
遂にというかとうとうと言うか、ようやくここまで辿りつけた感はヒトシオです。
ファンダンゴからスタートして、3年掛かっちゃった。
決して順調とは言えないかもしれないけど、時間かかっても着実にステップアップ出来たこの感じ。
外的要因でライブの動員が一瞬「ポーン」と延びる事は、まぁどのバンドにもあって、そん時にバンドの持ってる力や何やらが追いついてないと、一度付いたお客さんも離れて行ってしまうってのは良く有る事。
1本1本のライブが勝手に評価されてのこの結果は、やはり嬉しいもんだ。


スパルタにとっては初のBIG CATと言う事で、まずは会場の雰囲気やら位置関係などを把握するとっからスタート。
リハーサルも、初めての音の感触を確かめつつ、いつもどおりサクっと終了です。
さて本番。
髭ちゃん、1年振りに見たけど何やらもの凄い進化してましたなぁ。
45分の間に、物凄いロックの色んな要素が詰まってて見てて飽きない。
これがワンマンだと一体どうなっちゃうんだろう?
人から見たら「何もそんな」や「馬鹿馬鹿しい」って言う事にも真面目にストイックに向き合う感じは、見てて非常に為になりました。
そいで持ってスパルタちゃん。
「せーの」で音を出した瞬間に、リハーサルと大違いの中音の感じに、色んな事取り戻すのにやや出遅れた感のある出だし。
このあたりはお客さんにだいぶ助けてもらった気が。
今日は最近出来た新曲は一切排除して旧曲のみで構成したメニューで臨んだのは割と良かったかな。


それにしても、今んとここのツアーはゲストバンドのライブも含めハズしの無いいい感じで展開中。
ゲストを地方まで呼ぶって事は、それに伴うコストなんかも膨れてしまってお金的にはややつらい懐事情になるものの、こういうのは積極的に取り組むべきだなぁと改めて思う今日この頃。
そういう意味でも「俺達のフェス」を俺達がやる。
ごくごく当たり前の事なのね。
うん、いいんじゃない。
この感じは大事だな、うん。