空中元彌チョップは痛いらしい

昨日に続いて神奈川県民ホールにてスピッツ
今日も絶好のデート日和。


今日は男・崎山38回目のバースデーって事でちょっとしたアトラクションもあり。
昼間にその準備をあれやこれや。



たまには昔話なんかを、。
スピッツとの出会いはかれこれ15〜6年前かなぁ。
当時ロフトにいた荒さんから「今度うちで出すバンド」って言ってもらったCDが「ヒバリのこころ」だった。
ヒバリのこころ」ってタイトルもだけど、「おっぱい」とか「トゲトゲの木」とか、音を聴く前から「変なバンドなんだろうなぁ」って思ったのが第一印象。
音を聴いたら案外普通で、ちょっと「あれっ、なんか普通じゃん」ってのが第二印象。
最初はそんなにピンと来なかったんだけど、10回くらい聞いたらついつい「おかわり」したくなっちゃう様な、変な癖を持ったバンドだなぁ、ってのがその次の印象。
「まぁ一度ライブでも観てみるか」なんて思ってたら荒さんから今の事務所に決まった、って聞いて、薄〜く知ってるとこだったので逢いに行った。
当時僕は入社2年目くらいの若造で、そうやって「僕にやらせて下さい」なんて言いに行った事もなく、こういった交渉はどうやって行われるか全くわからず、ひたすら緊張してたのを今でも覚えてる。
何だか分からないでど、突拍子も無いアイデアを次々言ってた記憶がある。
「1年後に日本青年館でやりましょう」とか、前にも書いたけど「デビューライブは芝居小屋でやりましょう」とか。
事務所の高橋さんも、最初は「何だコイツ」って思ったみたいだけど「まぁ、面白いか」ってのと、最終的には「メンバーと同い年」ってのが僕に決めてくれたポイントだったみたい。



そんでもって初めてメンバーに逢った時の事も、今でも鮮明に覚えてる。
芝浦のレコーディングスタジオでファーストアルバムのレコーディング中だった。
そこで一緒に聞かせてもらったのが「うめぼし」。
今でもこの曲を聴くと当時の事が蘇る。だから大好きな唄。


年が一緒だったり、テツヤとは小学校が2年間同じだった、って事が発覚したりして、すぐに意気投合した。
凄く縁があったんだなぁ、この出逢いには。



そうやって強烈な出逢いをしたバンドと、今でもこうやって共に年を重ねて行けてるって事を、僕はホントに幸せに思うんだなぁ、グスン。




最近は、出会うバンド達も、歳がうんと下のバンドばっかりになっちゃって、ポジション的には「頼れるオジさん」ってとこなのかな?
今仕事してるバンド達と、一体あと何年歳月を重ねて行く事が出来るんだろう…。



今日の「あまったれ in 神奈川」も素晴らしいライブ。
超久々に聴けた曲なんかもあって、昔の事をたくさん思い出してしまって、たまにはこんなエントリーも、ネ。