8月1日(金)


Spitz武道館4daysのフィナーレ、そして「FESTIVAREANA」ツアー最終日。
内容的にも素晴らしく、ここ数年に於いてダントツと言っても過言ではない
ライブだった気がする。


デビュー当時から「武道館ではやらない」事を公言していたバンドが
何故今このタイミングでこの会場のライブを選んだか。
元々は武道館自体にアンチだった訳ではなく、バンドシーンに於ける
青年館→渋公→野音→武道館というステップがステータスとされていた風潮に対しての
アンチであった。
今回、アリーナツアーの企画段階で、過去2度に渡るさいたまスーパーアリーナを経験し
大規模会場でのライブに対する不安は個人的にはほぼ無くなっていた。
選択肢としては複数あった候補会場の中で、このタイミングだからこそ「武道館しかない」
と確信していた。
武道やスポーツの繁盛期にも係らず4日間もスケジュールを調整していただけて
非常にありがたかった。
武道館の方にも「まさかうちでやって頂けるとは思っていませんでした」と言って頂け
本当にありがたい限りである。
内容も、特に最終日の今日は素晴らしかった。
東京でツアーファイナルを迎える事も、20年近くなかったと思うが
意外にもこれが良い結果に繋がった気がする。


とにもかくにもタイミングや色んなマジックが重なって
非常に意義のある4日間になった。
ご来場頂いた皆様にも心から感謝します。