初体験


昨日の事ではあるが、初めて弁護士の人と話をした。
業務上やむを得ず、必要に迫られて面談した。
テレビ等でのイメージとはほど遠く、物腰柔らかい人だった。
生きている中で、弁護士の人に何かを相談するというシチュエーションはないだろうと思っていたのだが、まぁ会社など経営してるといずれは時間の問題だろうなと思っていたところ、意外に早くその時は来た。
相談に乗ってもらい、基本的には終了。
告訴や裁判などと大げさな事にはならない模様。
もっぱらそんな事は望んでないけどね。
それにしても、ひとつのジャンルに特化している人と話すのは、当たり前だが面白い。
自分の知らない事を沢山知ってるから、聞く話のほとんどが目から鱗だ。
人生は永遠に勉強だという事を改めて確認した。


今日は午前中から某所にて、来週からスタートするPeople In The Boxゲネプロ立会業務。
彼らはことさら、スタジオで想定していたことが本番ではガラッと変わる事が多いバンドである。
うまく言えないけど、本番に何らかのマジックが箇所箇所に起こる事が多い。
そのあたりを想定しつつ、みっちり6時間。
終わって某所の編集スタジオに合流。
ライブDVDのMAという作業。
レコーディングスタジオでトラックダウンを行った音源を映像に貼り付け、細部に渡る微調整を行う事。
とにかくピークであったこの2週間、映像の編集、音源のトラックダウン、特典ブックレットの制作、ジャケットの制作が同時進行で進んでいた。
特にこの数日は連日同じ顔触れであーだこーだ、正直かなり消耗したが、ゴールは見えてきた。
撮影時以外に、制作時にもかなりの沢山の人がかかわってくれて、特に今回はみんなの気合いがハンパではない。
こっちも中途半端なテンションで臨むわけにはいかない。
バチバチ火花を散らせた作業も、最後の仕上げ行程とジャケの入校を残し終了。
棺桶に入れれる作品が出来た。
ラストシーンは何度見ても泣ける。
映画みたいな映像作品になって良かった。