渋谷ブライト


先月より始まったmonobright初の単独ライブツアー「ブライト変隊☆ワンママン」の最終日でCLUBQUATTRO。
初のワンマンツアーにも係わらず、チケットは全公演完売だけにとどまらず、各地のライブも軒並み大変な盛り上がりを見せているとあり、嫌でも期待が高まる雪の土曜日。
初日を見て、「こりゃあ、このツアーは歴史に残るツアーになるな」とは思っていたが、いやはや僕の予想を大きく上回る進化を遂げていて、スタートからたった2週間の間で普通のバンドの1年分くらいの成長っぷりをみせた素晴らしいライブだった。
僕らスタッフの目論見や想像を、あれよあれよという間に飛び越えてしまう成長具合は嬉しい事だけど、ややとまどってしまう。
そんくらい手がつけらんない状態。
いやはや頼もしい。


初めて彼らのライブを観たのが2006年の11月。
正直彼らのお客さんは「0」だった。
パフォーマンスも、基本的なベクトルは今とほとんど変わってないんだけど、「リアクションを返してくれる人のいないライブの寂しさ」がプンプン出ているライブだった。
それから2か月くらいたってお客さんが1人になり2人になり。
春になると10人〜15人の人がコンスタントに見にきてくれる様になった。
そっから更に3カ月後、遂にmonobrightのお客さんが50人を越えた。
みんなで「バンザーイ」なんてやってたのがほんの半年前の事。
それからの活躍振りは観ての通り。
とにかくこっちが用意した試練や勝負の場を、ことごとく、しかもサラッと勝ち抜けて来た。
今年もこのまま何の気負いもなしでスルッと駆け抜けて行きそうである。


次のワンマンは6月にリキッドルーム